職場の男性から突然、告白されたら驚きますよね。しかし、どうしても断らなければならない場合、どうしたら傷つけずに断れるでしょうか。今回は、職場の男性に告白されたときに気まずさを残さないような上手な断り方をご紹介します。
興味のない職場の男性からの告白は正直困る…
職場の男性から告白された場合、嬉しい反面。それが興味のない男性ならどうして断ればいいのか、悩んでしまいますよね。全く接点のない人ならハッキリと断れますが、同じ職場なら毎日顔を合わすわけで、気まずさは避けられません。
正直困るでしょうが、告白されたことを保留にするわけにもいきませんから、やはり返事をしなくてはいけなくなります。この先も職場で毎日顔を合わすなら、仕事に支障が出ない、相手を傷つけない断り方をしましょう。そこで今回は、お互いに気まずさを残さない上手な断り方をご紹介します。
断りたいけれど、気まずくなるのは嫌…
職場の男性に告白された場合、相手のことをあなたも好意を持っているなら問題はないのですが、彼氏がいる、好きな人がいる、タイプではないなど、断りたい場合は少し困ってしまいますよね。
同僚や先輩、後輩、上司など、毎日会社で顔を合わす関係だと、変にこじれてしまっては仕事に支障をきたすかもしれません。ですから、断り方が重要となってくるのです。そこで、気まずくならないように断り方のコツをご紹介します。
感謝の気持ちを表す
告白された時、まずは「ありがとう」と感謝の気持ちを表しましょう。相手の立場に立って考えると、告白することはものすごく勇気のいることです。同じ職場なら、もしもの時は気まずくなるのは当然です。それを乗り越えても告白してくれたのですから、その気持ちをまずは受け止めましょう。
そういう気持ちを持ってくれたとわかれば、相手の男性はもしどんな断り方をされたとしても、好きになって良かったなと思ってもらえるからです。
断ることへの謝罪
告白されたことの感謝をしたあとは、相手に対して付き合えないことへの謝罪の気持ちを表しましょう。どうして付き合えないのかの理由をきちんと話し、相手に理解してもらえるように誠実に伝えるのです。
ぼそぼそと話すのではなく、相手の顔をまっすぐ見ながらしっかりと伝えましょう。あなたの正直な気持ちや相手への思いやりが伝われば、どんな断り方をしても気まずくなることはありません。
これからもいい関係でいたい
職場の人であれば、毎日会社で嫌でも顔を合わせてしまいます。告白されたのに断ったとなれば、お互いに気まずくなり、ぎくしゃくしてしまうでしょう。そこで、「これからも尊敬できるいい関係でいたい」と伝えるのです。
同僚や先輩、後輩、上司など立場が違っても、今まで通りの尊敬できる間柄でいたいと言えば、相手を立てつつ、これ以上の関係は望んでいないということをさりげなく伝えることができます。そうすれば、気まずくなることなく、これまで通りの関係を続けていくことができるでしょう。
気まずさを残さない上手な断り方
職場の男性に告白されたけど、断りたいと思った場合、どのような断り方をすればいいのでしょうか。そこでここからは、告白されたときに気まずさを残さないような上手な断り方をご紹介していきます。
「付き合っている彼氏がいる」
告白されたけどあなたに彼氏がいる場合、ハッキリとそのことを伝える方法です。「彼氏とは別れつもりはない」ことを伝えれば、相手は間に入り込む隙がないと分かり、どうしようもないと思って諦めてくれるスマートな断り方です。
もしかしたら別れるかもなど、曖昧な態度はかえって相手の人に失礼になりますし、あなた自身も二股の疑いなど変な噂を立てられるかもしれません。良いことはありませんので、きちんと断りましょう。
「今は恋愛する気になれない」
今は恋愛する気持ちになれないから…という断り方です。もちろん、それで納得はしてもらえないでしょうから、仕事に集中したいとか、趣味が忙しくて、などの理由も一緒に伝えるといいでしょう。
告白した相手は断られると、自分だからダメなのか、ということにひどく傷付きます。しかし今は恋愛モードではないと分かると、誰が告白してもダメなんだと納得してくれるでしょう。
「恋愛の相手として見られない」
同僚や先輩、後輩、上司など、それ以上の関係になれるような相手として見られないという断り方です。あくまでも職場の中だけの関係でいたい、この今の状態を壊したくないというときに使えます。
「これまで通り、今の関係を続けていきたい」と添えれば、どう頑張っても無理だなと相手も諦めてくれるでしょう。
「まだ忘れられない人がいる」
前の恋愛を忘れられなくて、気持ちに恋愛の余裕がないという断り方です。あくまでもこちらの理由で、誰に告白されても今は恋愛ができない、付き合えないだけで、相手のせいではないということをさりげなく伝えることで、男性のプライドも守られるでしょう。
しかしそう断ったのに、すぐに他の人と付き合うなどすれば嘘をついたことになり、相手を怒らせてしまいます。行動に矛盾がないように、十分に気をつけましょう。
「好きな人がいる」
他に好きな人がいると言われたら、相手の男性はタイミングの問題で、自分が嫌われてはないと思えます。ですから、好きな人がいるのに無理やり付き合うわけにはいかないだろうと、相手も納得してくれる断り方です。
もしかすると誰なのか、どんな人なのかとしつこく聞かれることもあるかもしれませんが、それに答える必要はありません。どうしても、自分の好きな人への気持ちが諦められないということを伝えましょう。
告白を断った後、どのように接すればいい？
告白されて断った後、どうしても気まずさは残ってしまいますよね。しかし職場の人の場合、毎日顔を合わせたり、仕事上、話す機会も多いでしょう。そんなときは、どのように接したらいいのでしょうか。
「周りに話さない」
告白されたことを、周りの人に話すことはやめましょう。ただでさえ、同じ職場ということで顔を合わす機会も多いのに、告白されたこと、断ったことを話せば噂になるかもしれませんし、また周りに気も遣わせてしまいます。
面白おかしく話したり、逆に迷惑だったと話すなど、タイプではないということで断ったとしても、最低限のマナーは守るべきです。逆恨みされる可能性もありますし、職場でのあなたの評判が落ちることも考えられます。
「いつも通り接する」
告白されて断ったあなたが相手の男性を避けてしまうと、男性はどうしていいのかわからなくなり、ますますぎくしゃくしてしまうでしょう。職場であってもそういう雰囲気は周り伝わり、なにかったのかもしれないとすぐに周りにバレてしまいます。
ですから、あなたはいつも通りの態度で接しましょう。会えば挨拶する、聞かれたらきちんと答えるなど、会社には仕事をしに来ているので、プライベートを持ち込まないように仕事に徹するのです。無理に話しかけることはしなくてもいいですが、なるべく自然な態度を心がけましょう。
「期待させるようなことはしない」
告白されたけど、断ったあとに相手の男性に期待を持たせる行為はNGです。ちょっと惜しいことをしたかも、キープしておきたいなど思って、必要以上に話しかけたり、連絡を取り合ったりすれば、相手の男性は、もしかしてまだ望みがあるのかも？と思ってしまいます。
告白をして断られたことで、せっかくあなたへの気持ちを整理しかけているかもしれないのに、そんな曖昧な態度を取られると、諦めきれなくなってしまいます。相手の気持ちをもてあそぶ行為はやめましょう。
告白を断るときは感謝して誠実に答えよう
今回は、職場の男性から告白されたときの上手な断り方についてご紹介しました。しかし告白をすることは、同じ職場ならなおのこと、今後のことを考えるとかなり勇気がいることです。それでも断りたい場合は、ごまかさずにきちんと断ることが大切といえます。まずは、告白してくれたことをまずは感謝しましょう。
そして誠実に、曖昧な態度や言葉を言わず、ハッキリと断ることが大事です。もし自分が告白する立場だったら、と考えると、言い方やその後の行動もどうすればいいのかわかってくるでしょう。
断り方ひとつで、これからのあなたの評価も変わってくるかもしれません。「良い女」になるのも、「嫌な女」になるのもあなた次第ですよ。