いよいよ大好きな彼と一緒に暮らせる幸せ。最初はときめきいっぱいの同棲生活ですが、実はつまづきがちなのが、あまりにも自由にセックスできることが原因のマンネリ問題。特に女性が恐れるセックスレスは、実は気にすることはありません。今回はこれから同棲するなら絶対必要な同棲とセックスで失敗しない9つのポイントをご紹介します。
同棲期間でセックスの不一致を見極めて
最近増えているお試し同棲。
婚約した後に一定期間パートナーと同棲生活を営み、お互いの生活リズムを把握してから挙式、入籍を行うというものです。
単にラブラブなだけでは、結婚生活は送れません。期間限定の同棲をすることで、結婚とセックスのお互いの価値観や相性が見わかるのです。パートナーとのセックスでお互い不満や不安を感じたり、セックスのそりが合わないことだって出てくる可能性はゼロではないでしょう。
正式に結婚してしまった後では、別居や離婚の煩雑な手続きが待っています。おまけに戸籍にも大きなバツ印がつくため、無理だと思ってもなかなか実行に移せなくなるのです。
それを考えれば、入籍・挙式前の同棲期間に破綻した方がダメージは最小限に抑えられるでしょう。逆に、お互いのリズムがぴったり合って、この人で間違いないと思えるなら結婚生活も長く続くことでしょう。
いずれにしても、結婚前の同棲のメリットは大きいと言えるでしょう。
同棲の悩みはセックスレス問題?
同棲生活の良さは、何と言っても、愛する人と同じ場所に帰る幸せを味わえることですよね。誰にも邪魔されず、ある意味いつでもふたりの愛を確かめ合えるのです。
しかし、どんなに熱愛していても、長く一緒にいると遅かれ早かれマンネリに陥ることがあるものです。
「相手の束縛が強すぎて、結婚もしていないのに自由がない」
「恋愛中のドキドキや新鮮さがなくなった」
「いつでも会えるのでデートすることがなくなった」
出会った頃の新鮮な関係のままでいたい気持ちはあっても、やがてセックス自体が特別なことではなくなって、気がついたら長らくご無沙汰に…。というセックスレス問題はほとんどのカップルに訪れます。
「最近彼がまったくセックスしてくれない」という悩みは、女性にとって同棲や結婚でいつもトップの悩みとして出てきます。
同棲中のセックスの頻度で愛は測れない
同棲の悩みに上がるセックスレス。ほとんどの女性が、パートナーとのセックスによってお互いに深いつながりを保ちたいというのは真実です。しかし、「セックスレス」の呪縛に自らかかっている状態かもしれません。
例えば、パートナーとのセックスレスを恐れる女性の理由はさまざまですが、もっとも多いのは、「自分に女としての魅力や価値観がなくなったと感じる」というもの。これは大きな勘違いです。
女性は好きな人との「セックス」を「愛情」とカウントする傾向が強いもの。しかし、セックスの頻度は愛の尺度ではありません。そもそも、セックスは長く一緒に暮らすパートナーとの関係性において、その一部に過ぎないのです。同じ屋根の下で衣食住を共にしていれば、異性から家族に変化するのは当たり前のこと。恋愛に夢中になっていた時期よりも、お互いの絆が深まったと思うなら、セックスレスでも、ふたりのパートナーシップがたくましく育っているということです。
ですから、セックスレスは自分の価値観がないからとか、女としての魅力がないからなどという考えはやめることです。そう思っている限り、同棲前の輝いていたあなたはあっという間に枯れてしまい、女性としての魅力を失いかねません。
セックスレスは悪ではなく、愛の尺度でもないことを思い出して、自信をとりもどしましょう。
初々しさをキープしてマンネリなし!同棲とセックスで失敗しない9つのポイント
同棲で陥りがちなマンネリやセックスレスを回避し、お互いに新鮮な気持ちを失わないために、あらかじめ知っておくと良いことがたくさんあります。同棲とセックスで失敗しない9つのポイント。覚えておいて損はありませんよ。
①日頃のスキンシップを忘れないこと
同棲するといつでも好きなときにセックスができると言って、体の関係を持ちすぎると、それだけマンネリも早く訪れます。
大切にしたいのは、セックスそのものよりも、むしろ日ごろのスキンシップ。ボディタッチやマッサージなど、セックス抜きでもリラックスして過ごす時間をたっぷりとってみましょう。ふたりの絆を深めるのは、思いやりの気持ちです。
②恋人感覚を持ち続けること
ひとつ屋根の下に暮らしていると、どうしても家族感覚になるものです。それはそれでとても素敵なことですが、生活感をあからざまに出さず、あえて恋人感覚を持ち続けることも大切です。
例えば、彼の前で裸でいても平気なんてことは絶対にNG。恥じらいの気持ちを忘れないことが初々しさを持ち続ける秘訣です。下着姿で部屋の中を歩き回ったり、身だしなみ、産毛の処理なども油断しないで。そういうところをしっかり見られています。
お風呂もたまには一緒もいいけれど、それが当然になるとたちまち生活感が出てくるので要注意です。
③寝室のベッドはダブルよりシングルを
パートナーのいびき、寝言、寝返りなど、寝室を一緒にするとちょっとしたストレスもあるものです。
特に自分が眠れないのに、相手がいびきをかいて爆睡していると、やっぱりイライラしますよね。お互い共働きなら、安眠妨害は翌日の仕事にも響きます。同棲でいきなり寝室にダブルベッドを入れてしまうと最悪、寝室を別にしたくなるかもしれません。
こう行った意味からも同棲の寝室に最適なのは、シングルベッドを二つ置くことです。こうすれば、お互いのプライベート空間が守られ、少なくとも快適に眠れます。相手のいびき対策には耳栓やヘッドマフで防御するのも良い方法です。
④セックスを義務だと勘違いしないこと
同棲生活をぎくしゃくさせる元になる、セックスの勘違いをなくすことです。
たとえば、「彼に尽くして世話を焼いていれば愛される」「セックスは夫婦の義務」などと思い込んでいるなら要注意です。相手を喜ばせるために、したくもないセックスに義務感を持つのはストレスを増大させるだけ。セックスは毎回応じる必要はなく、疲れていたり、気が乗らないなら断ったっていいのです。
セックスは大切です。しかし、もっと大切なのはお互いがいたわり合い、支え合うことなのです。
⑤部屋にこもらず外でデートをすること
そもそも恋愛中はあちこちデートに行って楽しかったはず。しかし同棲を始めるといつでも会えるし、いちゃいちゃしたりずっとベットで過ごしたり、ラブラブで日が暮れると言うことだってあるでしょう。
しかし、ずっと2人きりで部屋にこもるのは、お互いに新鮮な気持ちを失う元凶になってしまいます。ふたりで一緒に楽しめるスポーツを始めたり、話題のグルメや観光スポットを探してドライブに行ったりして、もっと二人の思い出作りを始めましょう。
たまにはラブホテルに行くのも刺激的でいいかもしれませんよ。
⑥喧嘩の仲直りの方法を決めておくこと
仲が良い2人ほど、軽い喧嘩はあるのが普通です。今後結婚生活も視野に、長い年月を一緒に過ごすパートナーですから、どういったことがきっかけで喧嘩になるのか、だいたいのパターンもつかんでおきましょう。そして、仲直りの方法をしっかり決めておくことです。日頃からふたりが抱えている問題にお互い誠実に向き合い解決していくことで、絆はより深まります。おすすめの仲直りは挨拶から。一晩気まずくても、朝には必ず「おはよう!」の挨拶を。
おはよう、おやすみ、ありがとう、ごめんね。この4つの言葉は心を溶かす魔法です。言いにくいなら、同じ部屋にいてもメールやLINEで謝るのもアリですよ。
⑦お互いのプライバシーを尊重すること
同棲生活ではついつい、家族的な馴れ合いや無神経さが気になるものです。例えば同棲で、お互いの生活習慣を頭ごなしに批判したり、否定したりするのはやめましょう。
パートナー宛の郵便物を勝手に開封したり、スマホを覗き見するなんてもってのほかです。嫉妬や束縛も過剰になるとせっかくの良い関係性は途端に破綻してしまいます。
親しき仲にも礼儀あり、自分がされて嫌なことは相手にしないのは同棲、結婚生活の鉄則です。
⑧ひとりの時間、ふたりの時間どちらも大切に
同棲生活から余計なストレスを追い出すには、お互いにひとりで過ごす時間と、ふたり一緒に過ごす時間、両方が必要です。物件を探すときには、お互いが一人になれるスペースを確保した間取りを視野にいれておきましょう。
もっとも同棲が快適なのは2LDKです。同棲生活はお互いの生活リズムのすり合わせ。仕事が忙しい時、プライベートがうまくいかない時、辛いこと、苦しいことや悲しいことはふたりで分けて半分に、そして喜びや楽しみはふたりで倍にできれば長く幸せに暮らせます。
⑨子供を望んでいるならスピード感を重視すること
同棲は始めてしまうととても快適で、ともするともう結婚したような錯覚に陥り、同棲生活が長びいてしまうことも。
しかし、ふたりが結婚して子供を望んでいるなら、同棲期間は必ず1年のみ等、期間限定することを忘れないでいてください。そうしないと、だらだらとせっかくの婚期、子作りの時期を逃しかねません。
子供を望んでいるなら同棲にもスピード感が大切。それをふたりでしっかりと話し合っておくことです。
同棲を成功させて、ふたりの絆を育んで
同棲生活を始める前に頭に入れておくと、意外と役立つセックスに関する9つのポイント。どれも当たり前のことではありますが、人に相談しづらいことでもありますよね。ともすれば、すぐに慣れ合いになりがち同棲生活をいつまでも新鮮にキープするためにも、実践してみてはいかがでしょうか。同棲を成功させて、ふたりの絆を大きく育んで下さいね。