【事実婚】という言葉を、ここ数年でよく耳にするようになりましたよね。女性にとって結婚は、夢や憧れであったりして当たり前という感覚もあるかもしれませんが、選んで事実婚の道をゆく女性も増えてきているようです。実際のところ、事実婚を選ぶメリットやデメリットとはどういったものがあるのでしょう?詳しくご紹介していきます♪
事実婚ってどんなもの?

事実婚というワードは、ここ数年よく聞くワードではあるものの、周りに実際に事実婚カップルがいるという方は、そんなにたくさんはいないのではないでしょうか?
これまで日本では、❝結婚❞という制度が当然のようにあったため、事実婚に対して否定的な意見もゼロではなく、現段階では正しく理解されていないケースも多いようです。まずここで少し、事実婚の詳細を確認してみましょう。
事実婚の手続きとは?

いくつか方法はあるのですが、一番スタンダードな方法は住民票です。
事実婚には❝共に生活する❞という結婚と同様の双方の意志が確認できることが必要なため、居住を共にしていることがわかる住民票は、手っ取り早い証明書類といえるでしょう。
住民票の届出の際、世帯主との続柄に【妻(未届)】などと記載しておくと、公的な書類で双方が関係を認めている証明になるということです。

ただし、事実婚に関する正式な法的手段はないので、事実婚の契約書を作成しているカップルもいます。
何の手続きもしないで同棲しているだけだった場合、万一破局や関係の解消を迎えた際、さまざまなトラブルを招いてしまう可能性も出てきてしまうためです。
きれいな流れで解消(別れ)に至るケースばかりではないため、共同生活期間の財産問題もあるでしょうから、契約書は賢明な判断かもしれませんね。
事実婚の定義とは?

事実婚について先ほど軽く説明していますが、事実婚として関係を証明する定義は2つあります。
一つ目は共同生活をしていること(今後も、共同生活を続けていく意思があること)、
二つ目は双方が関係に同意しており、婚姻関係になるの意志があること。
この条件を満たして、正しく手続きをしていると、法的な結婚とは言えないにしても、それに近しい扱いをされることもあるんですよ。
手続きしていない事実婚状態もある?!

例外的にですが、婚姻届を正式には出していない場合でも、❝周りの人からも夫婦同然に認められている❞と、事実婚と呼ばれるケースがあります。
たとえば、お披露目パーティーをして親族や友人などに相手を配偶者として紹介していたり、冠婚葬祭に、❝夫婦として❞参加していたりということも、社会的に周りから関係を認められている場合は事実婚と言っても、不自然ではないということでしょうね。
翌朝ドッサリ!自然植物100%ダイエットサポート茶【モリモリスリム】
事実婚を選択した人たちの本音

これまで日本では結婚か否かという選択肢が定番だったこともあり、まだまだ結婚にこだわる方も多いことでしょう。むしろ結婚というけじめを持たないことに、疑問すらおぼえる方もいる現状かもしれませんね。
しかし、女性の社会進出も進み、結婚を望まない男女が増えているのも事実です。
では、実際に事実婚として関係を続けていく選択をした男女に、本音を聞いてみました。それぞれご紹介しますね!
翌朝ドッサリ!自然植物100%ダイエットサポート茶【モリモリスリム】
事実婚を選んだ男性の本音①役割に縛られたくない!

結婚にとらわれるあまり精神的な責任を感じることがあり、法律婚がデメリットになるという男性も多いようです。
夫として・妻としてという❝社会的役割❞に縛られないことで、かえって仲が深まることもあります。
もちろん、無責任に交際しているわではありませんが、結婚を紙切れ1枚の契約だと思う方も増えてきていますし、結婚しようがしまいが仲が変わらないのなら、役割にとらわれてけんかになるよりはメリットかもしれませんね。
事実婚を選んだ男性の本音②結婚にメリットを感じない

男性だからって家事ができないわけではありません。
一人暮らしが長く、自分のことは自分でこなせるし、自分のやりやすい生活が確立されている男性の場合は、法的な結婚にメリットを感じないこともあるようです。
ある程度自立している男性からすると、結婚をしたことで❝夫婦なんだから❞と、お互いの自由や生き方を周りからあれこれ言われるのも、デメリットに感じることもあるのでしょうね。
事実婚を選んだ女性の本音①親戚関係が嫌だった

彼のことは大好きでも、実は彼のご両親(特にお義母様)が苦手という女性の心理、ありますよね!
法的に結婚という関係になってしまうと、親族関係は避けて通れないため、事実婚をするという女性もいます。
ただし事実婚であっても、多少は親族関係は出てきますし、彼のお義母様などの親族関係をゼロにはできませんが、❝戸籍上も関係者❞となる精神的負担が減るので、幾分、気楽に構えられるのはメリットですよね。
事実婚を選んだ女性②名前が変わらない

仕事が大好きで、自分の名前を覚えてくれていているお客さんも複数いるので、結婚をして名前が変わってしまうことに抵抗があるという女性もいます。
また、一人っ子や姉妹の長女の方(跡継ぎがいない方)は、自分の姓がなくなってしまうのが申し訳ないという本音もあるようです。
夫婦別姓が認められていない状況では、自分の姓を守らないとという女性がいるのも、いたし方ないのかも。