ミニチュアドールやミニチュアドールハウスと聞くと、リカちゃん人形やシルバニアファミリーなど、子どもが遊ぶおもちゃを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?大人たちがハマるミニチュアドールハウスとは、家具などがまるで本物のように精巧に作られており、実際に暮らせるかのようなリアルさを感じることができるので本格的な大人の趣味として年々楽しむ方が増えてきています。インスタグラムなどでは愛好家達が自慢のミニチュアドールやミニチュアドールハウスを写真に撮って公開しており写真からは熱意と愛情を感じます。今回はミニチュアドールやミニチュアドールハウスに興味をお持ちの方へ簡単に必要なものを購入出来るお店やサイト、ドールのカスタムの仕方などご紹介させていただきます♪
ドールハウスの歴史と魅力

ドールハウスとは「小さな家」を意味し、実物の12分の1サイズが基準となっています。
16世紀中頃、ドイツの貴族が娘のために職人に作らせたのが始まりと言われており、その魅力はやはり子どもの頃から慣れ親しんだ遊びを大人になってから、もっと本格的に自分でカスタムして楽しむことが出来るところではないでしょうか。
現在はミニチュアドールハウス専門の通販サイトも増えていて足を運ばずとも簡単に本格的なミニチュアドールハウスを手に入れることができます。
自分で家具を作るもよし、作るのは難しい方は完成品を購入することも可能で自分の好みの方法を選ぶことができます。
必要なものはここで買える!店舗、通販サイト
私はミニチュアドールハウスの基本となる家部分は、市販のカラーボックスを使用し、中にダイソーなど100円均一で購入出来る壁紙を貼り付けています。
家具は主にネット通販を利用しています。家電はガチャポンや食玩など。


これはまだ制作中の写真なのですが、カラーボックスに扉を付け外から見えないようにしています。カラーボックス用の扉は100円均一のキャンドゥで購入しました。
通販サイトや店舗で実際に購入してみましょう♪
・店頭
○ボークス
ミニチュア食玩、スーパードルフィー(SD)などを取り扱っています。
○ヨドバシカメラ
食玩、ミニチュア家具などを取り扱っています。
○キャンドゥ
こちらは専門店ではないですが、ここ数年で木製のミニチュア家具(組み立て式)や撮影に使える背景ボードなどが販売されています。
簡単に作れ手軽な価格で手に入るので、ミニチュアドールハウス初心者さんにもおすすめ♪
・おすすめ通販サイト
本格的に揃えるならこちらのミニチュア&ドールハウス専門の通販サイトがオススメ!必要なものが一通り揃えられます♪
○すぃーとあっぷるぱい
https://www.sweet-apple-pie.com/
○MARBLE CHOCO
・気軽に買うならこちらのサイトも。
○yahoo!ショッピング
○Amazon
気軽に本格的なミニチュアドールハウスのキットや家具を購入する事ができます。
※海外からの取り寄せの場合は届くまでに数週間かかることがあるので注意。
ガチャポンや食玩でもミニチュアが充実!
小さくて可愛いミニチュア救急セット。1回300円。

こちらはミニチュアフードの食玩です。1箱600~700円。

ミニチュアドールハウスの家電や家具などに使用できるガチャポンや食玩が、ここ数年沢山発売されています。
どれが出るかわからないドキドキ感や価格の手軽さがやみつきになります♪
ミニチュアドールハウス専用の物ではないので、自分のドールハウスやミニチュアドールに合った物を選びましょう(私はたまにやらかします)
ガチャポンは入れ替わりが早いので気になる商品を見つけたらお早めに。
自分好みのミニチュアドール『オビツろいど』を作ろう♪
オビツろいどってどんなもの?

ミニチュアドールの制作と聞くと難しそう、お金がかかりそうと思われがちですが、私は『オビツ11』という素体に『ねんどろいど』と言うメーカーの頭の部分を付けています。
今はねんどろいどから専用のボディが発売されていますが、オビツ11とねんどろいどのボディではサイズが若干違いますので購入の際はお好みの方をお選びください。
ミニチュアドールの制作で一番簡単に、かつお手軽に制作できるので初心者さんにはぴったりですよ♪
オビツ11ボディ ナチュラル(約11cm)

ねんどろいど 刀剣乱舞 加州清光

台座と手を1つなくしてしまったのですが、セット内容は大体こんな感じです。
オビツ11ボディの肌の色はナチュラルとホワイティの二色、マグネット付きとなしのタイプがあります。
マグネット付きには足の裏に磁石が付いており、ねんどろいどのヘッドを接続させる場合は重心が頭が重く自立しにくくなるのでマグネット付きの方がおすすめです。
私は『ねんどろいど』刀剣乱舞の加州清光くんのヘッド、オビツ11ボディを使用しています。通称『オビツろいど』と呼びます。
ねんどろいどのままではボディが小さく衣服の着せ替えなどがなかなか難しいのでオビツ11を使いカスタムされる方も多いです。
ねんどろいどには本体とは別に付属の表情が違う顔パーツが二個付いており付け替えることが可能です。
オビツろいどの状態にするにはジョイントパーツを使用しオビツ11にねんどろいどのヘッドを装着します。
使用したジョイントは『オビ球 ナチュラル』です。
購入はオビツ製作所公式サイト、又はAmazonや楽天でも販売されており手軽に購入することができます。
オビツ11ボディ、ドール服などを購入できる公式サイトはこちら。
オビツ製作所
https://www.obitsushop.com/
オビツろいどのカスタムの仕方
ねんどろいどとオビツ11ボディの首ジョイントは大きさが違うのでそのまま接続させることはできません。
今回は『オビ球 ナチュラル』を使用し説明していきます。
・必要なもの
ねんどろいどのヘッド、オビツ11ボディ、オビ球(ナチュラルかホワイティ)、マスキングテープ、先の細いドライバー
①まずねんどろいどのヘッドとボディを離します。簡単に外れますよ。

②次にオビツ11のボディの先端にあるネジをドライバーで外します。

③オビ球の一番小さいジョイント部品を組み立て、マスキングテープでヘッドとボディ、どちらもちょうどハマるように巻きねんどろいどヘッドとオビツ11ボディを組み合わせます。
マスキングテープは白など目立たない色の方が良いです(今回なかったので黒にしました)

④完成しました。

服を着せるとこんな感じに。

ドール服やミニチュアフードを手作りしてみよう!
・ミニチュアフード

・ドール服

一からミニチュアドールハウスを手作りするのは難しいですよね。
でもドールの服やミニチュアフードは初心者でも簡単に作ることができます!
私はこの二冊を参考にし作りました。
オビツ11の型紙の教科書


・必要なもの
型紙、基本的な裁縫セット、布など。
オビツ11に合った衣服や小物を作ることができます。
簡単なものからちょっと凝ったデザインの物まで様々な物が載っていてオススメです。
型紙が付いているの型紙の通り布を切り取り説明のまま縫うだけ。手縫いでも簡単に作れますよ。
長さなど変更すれば、ねんどろいどドールのボディにも応用できると思います。
プチスィーツ♥アクセサリー ねんドル岡田ひとみさんの粘土レシピ

・必要なもの
樹脂粘土、絵の具、爪楊枝、ボンド、筆、はさみ、カッターなど。
樹脂粘土以外でも作れますが、こちらの方が透明性があり作りやすいと思います。
ダイソーにはあらかじめ色が付いた樹脂粘土が売っており絵の具を混ぜる手間が必要なくおすすめです。
身近な道具を使って可愛いスィーツやパンを簡単に作ることが出来ます!
ようこそ!カワイイが溢れるミニチュアドールハウスとミニチュアドールの世界へ♪

私は手先が不器用なので家具などは購入する派なのですが、どんな部屋にしようか選んでいる時間がとても楽しいです!
徐々に揃っていく家具や家電、どういう配置にするか、季節にそった部屋に変えるのも心躍ります。
ミニチュアドールも季節に合わせた衣服に着せ変えてあげて写真に収めるのが楽しいです。
こんなワクワク!子どもだけが遊ぶにはもったいない!!と私は思います。
さぁ、カワイイが溢れるミニチュアドールハウスと、ミニチュアドールの世界へ足を踏み入れてみてください♪