非の打ちどころがなく格好良くて可愛いアイドル、フレンドリーなファンサをしてくれる2.5次元の舞台俳優に声優。あなたにも「推し」はいますか?「推し」がいるのは、幸せなことです。会いに行けると思うだけで毎日の生活にハリが出ますし、頑張って仕事をたお給料だって推しにたくさん使おうと思えます。あなたの毎日に、もはや推しは必要不可欠です。そんな推しが結婚するときいたら、涙も出ますし、失恋したような大きなショックを受けます。付き合っているわけでもないのに、どうしてだろうと思いませんか?今回は、推しの結婚にショックを受ける心理を解明してみました。
推しはあなたにとってどんな存在
本来「推し」とはは、特別に応援をする相手を指す言葉です。あなたにとって特別な良さがあり、それを他の人にも教えてあげたい、知って欲しいと思えるのが「推し」という存在です。
いわば、「みんなの推し」ですね。
がんばっている姿、ステージで成功している姿、SNSで発信される素朴な姿、バラエティでは天然ぶりを発揮していることもあるでしょう。そんな姿に、どんどん推しにハマってしまうと言う人も少なくないでしょう。
ハマってしまったあなた!推しは、あなたにとってどんな存在ですか?
異性として憧れている、理想の異性

手が届かないからこそいい!生々しい恋愛トークはあまり聞きたくない。頑張りを知っているからこそ応援してあげたくなる。
でも、あまり遠くにも行って欲しくない。みんなに良さを知ってもらいたい。
でも、私だけが知ってる良さは絶対に教えたくない。異性としても好きだけど、リアルなものは期待していない。
共有したいのに、独占もしたい!本当、推しって不思議な存在です。
でも、推しがいるから毎日が楽しい!
これは、推しがいる人に共通して言える事ではないでしょうか?
推しが結婚した!その時の気持ちは?

応援していた「推し」が急に結婚した!
まずは推しの熱愛情報が出た段階で、いろいろと覚悟はしていたとはいえ、推しの結婚は、心に鈍い痛みを感じますよね。本当につらい、つらいとしか言いようがないものです。
正しいファンとしては、推しの人生の幸せを一緒に喜び、これからも変わらず推しとして応援するのが良いのでしょう。そんなこと、誰に言われなくても十分わかってるんですよね!
別に自分が推しと結婚できるわけはないことぐらいわかってますよ。でも、できるなら誰だって推しと結婚したいに決まってるじゃないですか!それほど入れ込んできたのです。心の底から推しを愛していたし、誰よりも好きだったのです。それが本音というものです!
しかし、推しは、愛する人を見つけて結婚してしまいました。この脱力感は言い表せません。人間、そんなに単純に割り切ることも、切り替えることもできませんよね。
いままで「みんなのもの(当然わたしのものでもある!)」で「仕事が一番大切で真摯に向き合っていた」推し。
それが、「だれか一人のもの」になり「一番大切なのは妻、次に仕事(ゴメンナサイ、比べるものじゃないのはわかっています)」になるのです!
推しの努力を見つめて、ステージでは声をはりあげて応援し、彼の為になるかとおもって推しのグッズを買いまくる。推しに対するあなたの努力は相当のものだったでしょう。
でも、私が必死に応援している間にも彼は妻になる人と楽しく過ごしていたの?
私が見ていた推しの姿は、幻だったの!?
私の応援を何だと思っているの?
そんな風に思っても、無理はありません。
頭ではわかっているんです。
「推しなんだから」「私のものじゃないんだから」と知っているし、「幸せになって欲しい」「笑っていて欲しい」と思うのも本当のことです。
でも、心の中は複雑です。
たとえるなら、手をかけて育てた可愛い息子を、突然嫁にとられる母親の気分でしょうか?「どんなに出来た嫁でも、何だか気に入らない」アレですね。
今までと同じように推しを見れない
推しの結婚を知ってしまうと、推しを今まで通りに見れなくなることもあるでしょう。
今まで通りにしたいと思う気持ちと、今まで通りにはできない自分に、戸惑うこともあるでしょう。
でも、それは当然の感情です。
推しの結婚にショックを受けて、今まで通りにできないなんて当たり前のことです。
出来ない事で、自分を責めることはありませんし、無理に今まで通りにする必要はありません。
体験談
▼推し活は貢いだ方が偉いし、現場に来た方が偉いと思い込んで突っ走って来ました。推しに貢ぐのは悪い事じゃないし、個々の自由です。お金の使い方だって、特に誰に文句を言われることもないし、好きなことにお金を使えたんだから良いことだと割り切れるんです。しかし、推しが結婚してしまうとなると、割り切れない葛藤に苦しんでしまうんですよね。このよくわからない気持ち、どうしたらいいんだろう。(23歳・会社員)
ステージにいけない

推しのステージは、会社を休んででも必ず行く!
チケットの抽選に当たるように神社に神頼みにいったり、厄払いに行ったりも数え切れないぐらいした!
そんな日々を懐かしく感じるくらいに、急に推しのステージから遠ざかる人もいます。
だって、ステージでがんばっている姿を見ると辛くなるのですから、仕方がありません。
推しのステージを見たいのに、見るのが辛い。そんな時は、行きたくなるまで無理をする必要はありません。
グッズを買えない

これまでお給料の大半を推しの為に使ってきたという人もいるでしょう。
ステージのチケット代、遠征代はもちろん、グッズ購入だって推しの為なら躊躇しませんでした。
でも、推しの結婚を知ってしまったらグッズを買おうと思っても「私が応援しなくても、もう幸せなんだよね」という気持ちになってしまい購入に迷いがでることもあるでしょう。
「アレ?意外にグッズって高いな」「私、いっぱい持ってるしな」と思ったのなら購入はいったんやめましょう。
また、心から応援したくなって推しのグッズが欲しくなる日もきます。
その時まで、グッズ購入は少しお休みしましょう。
今までみたいにSNSに「いいね」できない
推しのSNSは毎日チェックして、すべてに「いいね」をしていた人もいるでしょう。
でも、推しが結婚してしまうと中々同じようにはできません。
SNSの中には妻が出てくるかもしれない。聞きたくない結婚生活のことが書かれているかもしれない。
SNSを開くだけでも相当な覚悟が必要です(それでも、見てしまうんですが)。
SNSの中で推しが楽しそうにしていても、美味しい物を食べたと言っても、あなたの頭の中には「隣に奥さんがいるんだろうな」という気持ちが頭をよぎるでしょう。
今まで通りに「いいね」なんかできなくても当然です。
推しが結婚した空虚感をどう癒す?
推しの結婚が心に与えるショックは、男に振られて失恋したときよりはマシかもしれないし、時間が解決してくれることだってよくわかっているのです。だけど、一報を聞いたときの激しい驚愕から地味にパンチが効いて、心の中に嫉妬なのか、寂しさなのか、悲しみなのか、心の中に何とも言えないネガティブな感情が渦巻いてしまうのですよね。
推しの結婚を素直に祝ってあげられない自分。テンションがだだ下がりの自分。へこんでいることを「バカじゃないの?」と思う人もいるでしょう。だけど、正直言って、推しの結婚が受け入れられず、虚しくて病みそうになってしまいます。
素直に喜べるファンもいれば、喜べないファンもいる!

推しへの応援の仕方は人それぞれですし、年齢によっても思い入れも違って当然です。特に推しと恋人になりたい、結婚したいと願っているわけじゃないんです。ただ、好きであった事実、それを否定されたような気分になってしまうんですよね。推しの結婚の事実を受け入れるまでには時間がかかるファンだっています。
推しの幸せは、私たちの幸せだったはずなんですが、推しの結婚という事実を素直に喜べない自分に自己嫌悪も感じてしまいます。
本当に好きなら推しの結婚を喜ぶのが本当のファン」だとか、強めに言われてますますショックを受けてしまいがちなんですよね。こんなとき、素直に祝福できるファンがちょっとうらやましいと思ってしまうんですよね。
だけど、自分がどういう気持ちになっても、推しのファンであることには変わりはありませんよね。だから、何が正しいファンかどうかなんて、関係ないんです。少なくともファンがファンの線引きをするのもバカっぽい行為でしょう。
ただ、推しの結婚を喜べない、推しの選んだ人を誹謗中傷するようなSNSや悪口なんかを投稿するのは絶対にマナー違反です。推しの結婚に対してそういった行為をするファンは、もはやファンではないのかもしれません。
推しの結婚相手にも左右される複雑な女心
ただため息しかでない時期。推しのことは好きなのに、結婚というプライベートの幸せは素直に喜べないんですよね。推しに対してリアルな恋心を持っていたファンほど、心にぽっかり穴が空いてしまったような気持ちを引きずってしまうものです。
ハレの日や記念日に頻繁に差し入れもして、コンサートに足を運び、やっと認知してもらったファンもいるでしょう。サイン会で握手してもらって、「いつもありがとう」って言ってくれた推しの結婚は、やはり女性としては寂しいんです!
寂しい!寂しい!寂しい!
推しが選んだ人が一般人なら、報道に出てくることもないし、マシだったかもしれません。だけど、相手が同じ芸能人だったりすると、ずっとその報道が長引いてめちゃくちゃつらいんです。心の痛手を引きずるか引きずらないかは、推しの結婚相手にもよるものです。しかしいずれにしても、辛い気持ちはぐっと耐えて、自分にとって推しの結婚を許せる日が来るのを、じっと待つしかないでしょう。
体験談
▼人間ですからいずれは結婚してもおかしくない。でも、嫌だったんです。とりあえずフォローしてたインスタやツイッターを解除して推しから遠ざかりました。推しだって生身の人間だから幸せになる権利はあるもの。でも、数年ぶりに見た推しは幸せ太りして別人に。これでやっと諦めがつきました。(28歳・看護師)
▼推しが結婚した報道が出たときは、めちゃくちゃショックでした。唯一夢を見せてくれるようなアイドルだったから、結婚まで考えるほど相手と深く付き合ってたんだ、と思うとすごい生々しいというか、あのステージの時はもう彼女と暮らしてたんだとか考えてしまって、ショックな反面キモいと感じてしまったり、そういう自分にも自己嫌悪感じてダメでした。自分勝手な思いですよね。あれから懲りて二次元専門になりました(21歳・専門学生)
▼母が福山雅治さんの熱烈なファンで当時は「若いな〜」と笑っていたんですけど、女優の吹石一恵との結婚が報道されたときの落ち込みようはすごかったですよ。母は主婦だし、福山さんが結婚しても関係ないんですが、それにも関わらず「福山ロス」の状態になってしまったんで、ファン心理って不思議だなと思いましたね。母は福山さんがかっこよかった頃のステージの映像を観ることで、心を保ったそうです。結婚してから福山さんが出てこなくなったのが寂しいそうです。(34歳・会社員)
推しの結婚のショックから立ち直るには?
愛する推しの結婚報道は突然やってきます。それは限りなく失恋のショックに似ているかもしれません。複雑な心境からなるべく早く立ち直って、本来の自分自身を取り戻すためにはどうすれば良いのでしょう?
推しの結婚のショックから立ち直るには①デジタルデトックスする

しばらく心を落ち着かせるためにおすすめしたいのはデジタルデトックスです。つまり、SNSやテレビなどで推しの結婚報道を見ないことです。特に、推しが有名な女優さんやタレント、モデルさんなどと結婚すれば、ワイドショーは一斉に取り上げます。二人の出会いやノロケ話など根掘り葉掘り、ぐだぐだと報道するでしょう。FacebookやTwitterのタイムラインはシェアされた速報で埋まってしまうでしょう。
心が乱れて弱っているときには、それらのチェックを潔く辞めてしまいましょう。推しの結婚報道を一切見ないことです。推しが有名なほどメディアは大騒ぎします。事態が収束するまでは、少なくとも1週間ぐらいはテレビやSNSを見ないようにすると早く立ち直れますよ。
推しの結婚のショックから立ち直るには②推しから離れて執着を手放す

推しへの失恋的な気持ちは、日が経てば消えていくかなと思っていても、なかなか消えてくれないこともあるでしょう。推しの結婚で、無意識に裏切られたような気持ちになっていたり、推しを失ったことに執着している間は心の傷を広げてしまいがちです。ため息ばかりでてしまう時期は、推しから離れて、心の中を空っぽにして執着を手放すことですよ。
それ以上深く考え込まないよう、ジョギングしてみたり、どこか楽しい場所にパッと出かけてみたりして、現状の気分を吹き飛ばしてみて。自分の好きなことをしているうちに、気持ちが徐々に楽になりますよ。
体験談
▼推しに充てていた長い時間は、私にとって完全に楽しい趣味でした。それが推しの結婚でいきなりなくなって、最初は喪失感がすごかった。でも、推しは二次元だと思うことで目が覚めました。推しが幸せになればいいや、って思えれば、私は私で幸せになろうって思いが出てきました。(25歳・派遣)
推しの結婚のショックから立ち直るには③自分を責めない

「推しの結婚を喜べない自分」を延々と責めたりしないことですよ。責め続けていると、心が病んでしまいます。体の力が抜けてしまい、心が空っぽという状態で自分を責め続けていると、うつ状態に陥ってしまい、長くつらい気持ちを引きずることにもなりかねません。
外に出る気力もないという時は、無理せずゆっくり寝て休みましょう。なんなら週末は寝て過ごしたって構いません。推しはあなたの人生の一部だったのです。推しに感謝ができるようになるまでは、推しの話題からは離れて、したいことをして過ごしましょう。自分を許せるようになれば、推しのこともまた受け入れる余裕が出てくるはずですよ。
体験談
▼推しの熱愛宣言がマスコミにリークされたら、覚悟を決めておく必要がありますね。その頃からゆるオタに降りていれば、衝撃波に晒されて心がボロボロにならずに済むんです。一度そういう気持ちになって以来、もうずっとそれで自己防衛していますよ。なぜか今の推しは結婚を全然する気配がないんですが、心の準備はできています。(26歳・専門職)
▼多分、推しにはリアル恋してたって痛感。もちろんファンだし、歌を聴くだけで幸せだけど、どんな気持ちでこの歌を書いたのかな、っていう深い部分まで考えちゃってた分、思い入れ強くなるし、勘違いしてるわけじゃなくて、結婚したいぐらい好きでした。このあたり難しいですね…ありえないんだけど、心の中ではそう思ってる部分があって…。ガチの失恋さながら1ヶ月落ち込みました(23歳・大学生)
推しの結婚のショックから立ち直るには④考えても解決できないことはそのままでいい
自分を元気づけるためには、ポジティブ思考が思わぬ効果を発揮することはよくあるものです。だけどポジティブに考えても、どうしても解決できない問題はあるものです。その中の1つが、推しの結婚です。こればかりはあなたにはコントロールすることはできません。だから、考えても、悩んでも、こればかりは解決できないことなんだとあきらめて、そのまま忘れてしまうのが一番良いのです。
忘れられないなら、「推しが結婚したのは仕方のないことなんだよね、じゃあ、推しが結婚したことをチャンスに、私は何か自分の気分が上がることをしよう」と頭を切り替えることです。推しに負けないぐらい幸せになろうと決めて、それを実行していきましょう。
推しの結婚のショックから立ち直るには⑤プラスの気持ちを大切に

結婚した推しへのショックばかりではなく、結婚した推しが今後どんな風に活躍してほしいと思うか、プラスの気持ちを持って想像してみましょう。これ以上自分を責めたり、結婚した推しに執着するのはなしにして、一人のファンとして推しの未来を考えてあげませんか。
「推しにどうなってほしいか」に焦点をあてて、推しの立場になって「こうしてくれたら推しは嬉しいだろうな」と思うことをしてあげることができれば、心のモヤモヤも晴れていきます。「私も推しのように幸せになろう」と前向きに考えることができるようになれば、いつか、推しの結婚を心から喜び祝福できるようにもなるでしょう。
推しの結婚のショックから立ち直るには⑥共感してくれる人に聞いてもらう
人は自分の気持ちや言葉に共感してもらうことで、心のストレスを和らげることができるものです。推しが結婚したことでショックを受けているなら、同じ気持ちのファンとSNSなどで繋がって「ショックだったね」「悲しい〜」と、自分の気持ちを相手と共有するのは大きな癒しの効果があるものです。こうして辛い気持ちを共有することで、完全に心が折れてしまうのを防ぐのです。
こういう時はただ相手の気持ちに寄り添うことだけが、心の傷を癒します。つらい気持ちをつぶやくSNSに「いいね」をしてあげたり、「無理せずいっしょにがんばろうね」と励ましてあげることで、実は自分も癒されていることが多いのです。
また、SNSなどの場では、つらい気持ちに共感するより「解決」に重きを置く人もいるものです。そういった人は「推しの結婚を認められないなんてファン失格だよ」などと言ってくるものですが、それもあなたのことを元気付けようとして言っているのだと思えばモヤモヤもしないはず。同じ気持ちをファンと分け合い、共にこの痛みを経て心は癒えていくでしょう。
体験談
▼推しが結婚したときには、SNSで落ち込んで悲しんでいるファンと繋がって、心の傷を抱えたもの同士で共感しているうちに忘れることができました。傷を舐め合うっていうのかな。悲しんでる人はいっぱいいるし、自分だけじゃないなってわかるだけでも心強いです。中には悪口を言う人もいましたが、つらいんだろうけど、悪口はダメですね。読んだみんなの気分が淀んでしまうから。TLに喧嘩のようなツイートが流れてくるとつらくてミュートしまくりでした。(20歳・学生)
推しの幸せを願えるファンになりたい!

推しの結婚にショックを受けるのは当然です。
多少時間が必要でも、いつかきっと元のあなた自身に戻れる日は来ます。その日がくれば、その日が来たらもう一度推しのことについて考えてみませんか?
あなたは推しのどこが好きで、どんなところを応援していたのでしょう?
それは、推しが結婚をしたことで、なくなってしまったことでしょうか?
確かに結婚をすると、多かれ少なかれ人間は変化するものです。責任感が出て、ものの考え方や興味を持つ対象も、今までとは大きく変わってしまうことも少なくありません。
そこでもう一度、あなた自身に問いかけてみてほしいのです。
結婚した推しにとって、それは新しい魅力にはなりませんか?
それは推しの才能を、今まで以上に広げるものではないでしょうか。
あなたなら、結婚をした推しの微妙な変化にも気が付くことが出来るはず。
一人で成長してきた推しを、ずっと応援してきたのですから、結婚してさらに成長する推しを応援することも、きっと出来るのではないでしょうか。
推しのこれまでの努力、仕事への姿勢、SNSから伝わる推しの魅力は結婚したからといって色あせることはありません。
ステージで輝く彼は、あなたのものです。
ステージを降りた彼が幸せでいれば、次のステージもきっと素敵なものになるでしょう。
推しの結婚!ショックなのはあたりまえ

あなたは、これまで全身全霊をかけて推しを応援してきたのでしょう。推しのことが大好きで大好きで、いつも推しのことを考えていたという人もいるでしょう。そんな推しが結婚してしまい、誰かのものになってしまったら、それはショックを受けるのも人間として当然です。
だけど中には、推しの結婚を素直に祝えないのはファンじゃないとばかりに
「推しなんでしょう?」「彼氏じゃないんだからさ」「祝福してあげたら?」なんて心無い声をかけてくる人だっているんですよね。だけど、あなたはそんな人たちに影響されて自分を責める事はありません。大好きだった推しの変化にショックを受けるのは、あなたが一生懸命に推してきたことの証なのです。
失恋のようなショックな気持ちは、無理に抑える必要なんてありません。
どうしても今まで通りに応援できないのなら、それもあなた自身が認めて受け止めるべきことなのです。
でも、少し時間が経ってショックが落ち着いてきたら、今度は母親のような気持ちで、推しの幸せをそっと願ってあげてはいかがでしょうか。あなたの推しは、あなたの願いを受けて、きっとこれからも活躍を続けてくれるでしょう。