「コミティア」ってご存知でしょうか。同人誌即売会のイベントはコミケだけではありません。コミティアは筆者にしてみるとよりプロレベルの作品が集うイベントなんです!といっても、初めての人は「コミケとコミティアってどっちも同人誌即売会で運営が違うイベントでしょ?」なんて考えてしまうかもしれません。コミティアはより専門的な作品が多いため、作家さんの色がより強く出ているものばかりです。漫画や小説、雑貨などあらゆるオリジナル作品を取り扱っているので、コミケにあった「原作や元ネタを知っている」という前提は必要ありません。コミティアは全て原作ですから。興味はあるけど行ったことがないという人のために、コミティアを始めてでも楽しめる方法についてご紹介します。
コミティアってなに?

コミティアは年4回開催されている「創作(オリジナル)」のみを扱っている同人誌即売会です。
運営としては「自主制作漫画誌展示即売会」と掲げていますので、二次創作ではなく作家さんのオリジナル作品に限定されています。
オリジナルであれば、ジャンルは自由ですので漫画や小説、音楽、ゲームや雑貨など幅広くあります。
コミティアに出展する作家さんは自分にしか出せないオリジナルを頒布することで作品を愛してもらいたいという気持ちで行なっています。
コミケと同様に、コミティアでも全員が「参加者」という意識を持ちましょう。
コミティア公式サイト:https://www.comitia.co.jp/
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コミティアは毎年2月・5月・8月・11月の4回開催されます。
オリジナル作品のみですので開催される日数も1日です。
「コミケと違ってジャンルが決まっているならすぐに見て回れそう…」なんて油断してはいけませんよ。
コミティアはオリジナルだからこそ見るところが多いんです。
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コミティアの開催時間
コミティアの開催時間は11時~16時です。
コスプレブースや企業ブースもありませんのでよほど人気の作品の目当てがなければゆっくり行きましょう。
開場時間に合わせてもコミケのような長い待機列や混雑はありません。
ですが多少の混雑はありますので、当日体のコンディションは整えておいてくださいね。
コミティアとコミケの違い

コミケとコミティアは同じ同人誌即売会ですが、内容や規模は大きく異なります。
初めての人は同人誌即売会=コミケと総称で認知している人が多いのかもしれません。
テレビやマスコミが取り上げるイベントはほぼ「コミケ」になります。
準備するものや会場でのマナーはほとんどが同じなのに何が違うのでしょうか。
オリジナル作品のみの即売会
コミティアでは創作(オリジナル)のみの頒布とし、原作のパロディや二次創作の作品頒布は禁止されています。
なので、作家さんはより自分が生み出した作品のみの出展しかできません。
そして一般参加者もコミケにあった「原作のキャラクターが好きで関連した本が欲しくて…」といった人はいません。
作家さんのストーリーや展開、そしてキャラクターを見て判断します。
出展する人も参加する人もコミケとは違った強い気持ちで参加しています。
作品ジャンルは幅広い
オリジナルであればOKですので、その作品ジャンルは幅広いです。
ジャンルは漫画、イラスト、小説、評論、ゲーム、旅行記、映像、音楽、雑貨などですが、サークルよってはグッズやCDも出しています。
コミケは漫画やアニメが好きな人が前提にありますが、コミティアでは特に興味がない人でも自分の好きなものに出会えるチャンスがありますよ。
コスプレは禁止
コミティアではコスプレは禁止されています。
漫画やアニメはもちろん、企業の制服に値する服装もいけません。
コミティアはコスプレブースがありませんので、普段着ている動きやすい服装で参加しましょう。
コミティアに参加する方法

コミティアに参加するにはコミケと同様に「一般参加」と「サークル参加」の2つの方法になります。
初参加するなら一般参加がおすすめですが、「コミケ経験はあるけどコミティアは初参加」の人はいきなりサークル参加から始める楽しみ方もあるかもしれません。
ただし、コミティアはオリジナル作品のみになりますので「二次創作にならない自分だけの作品」が必要です。
よく考えてから参加しましょう。
参加方法や持ち物はコミケと同じ
参加方法や事前に準備しておく持ち物はコミケと同じだと考えておいてよいでしょう。
服装も季節に合わせた動きやすい格好を選んでください。
コミケのような大きな混雑は少ないですが、人が多いことには変わりはありません。
開催時期によっては気候で体調を崩す恐れもありますので十分注意しましょう。
カタログは参加チケットの代わり
コミティアでは参加チケットとしてカタログの購入は必須です。
カタログは事前にアニメ専門ショップか大型書店または当日会場で購入しましょう。
当日会場でカタログが品切れになった場合や15時以降は無料で入場できます。
雰囲気を楽しみたいだけならゆっくり行くのも手ですが、できれば実際にカタログを買ってお目当ての作品を見つける楽しみ方をおすすめします。
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コミティアでも細かいお金を用意しましょう
コミティアでもクレジットカードはほとんど使えません。
個々のサークルでお金の管理を行なうので、お釣りが出ないように1000円札、100円か500円玉で用意しておきましょう。
当日カタログを購入する際にも細かいお金が必要になります。
参加者全員が協力しましょう。
コミティアでのマナーや注意点

コミティアに行くうえで気をつけなければいけないマナーや注意点はあるのでしょうか。
ほとんどがコミケでのマナーと同じなので、既に理解していれば特に身構える必要はありません。
ですので、改めて意識すべきことや追記の注意点についてご紹介します。
コミケと同様に参加者という意識を持つ
コミティアでも全員が参加者です。
一般参加は「お客」ではありません。
サークルに無理なお願いや困らせる言動がないように行動しましょう。
また、スケブをお願いする際も相手の状況を確認してください。
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買う時はなるべくお釣りが出ないようにしましょう
先ほどもご紹介しましたが、お金の管理は個々のサークルで行なっています。
お釣りも用意はしてくれていますが限られています。
サークルさんに任せるのではなく、お釣りが出ないようにあらかじめ準備しておいてください。
回っている途中で細かいお金が足りなくなった場合は近くのコンビニなどでくずしてくるか、サークルへは遅い時間に向かいましょう。
サークルによっては遅い時間ならお釣りを快く受け入れてくれる場合もあります。
本の中身を確認するときは作家さんに一声をかけてください
「気になる本を見つけたけど、どんな内容か確認してから買いたい」という場合はサークル一声かけましょう。
一声がないと「買ってもいないのにいきなり本を読み始めた」と思い、不信感をもたれます。
確認し終わったらお礼を言って買うか買わないかを決めるのがマナーです。
あと、意外とやってしまいがちなんですが、本を買う際にお財布や私物を一時的に他の本の上に載せてお金を払うのはやめましょう。
サークルと他のお客さんの視界を妨げる邪魔な行為になります。
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コミティアの雰囲気
コミケは「戦場」と呼ばれるほど参加者全員はお目当ての本やグッズに対して臨戦態勢で挑みます。
ではコミティアはどうでしょうか?
コミティアはコミケのように規模が大きくなく参加者も多くないので、ゆったりと楽しみやすい雰囲気になっています。
サークルのオリジナル作品をじっくり確認できる余裕があります。
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コミティアの入場方法
コミティアには入場チケットや参加証リストバンドはありません。
カタログ「ティアズマガジン」を1人一冊購入し、入り口で提示すること入場できます。
カタログを事前に購入しておくか当日会場で購入しましょう。
午後からゆっくり入場すれば購入せずに無料で入ることもできます。
コミケと同様に待機列があるの?
コミティアにも待機列はあります。
ですがコミケの入場のように長時間待機することはありません。
30~40分くらいの見込みで時間をつぶせるものを用意しておくのがおすすめです。
時期によっては待機中に体調が悪くなる場合もありますので、長くないからといって油断しないようにしましょう。
コミティアはどれくらいの人が参加しているの?
コミティアの総来場者は1日2~3万人が参加しています。
2019年のコミケの総来場者は4日間で73万人が参加しました。
1日だと平均18万人になります。
これだけ見るとぐっと下がるためコミティアは落ち着いている雰囲気なんだろうなと数字でくみとれますね。
年齢層もコミティアの方がやや高いことから、よりクオリティの高い作品を求めていることも感じられます。
参加するとこれが嬉しい!コミティアの楽しみ方

「コミティアってコミケよりは混雑しなさそうだけど参加者の情熱が凄そう…軽い気持ちで行っていいのかな?」
もちろん大丈夫です!
コミティアはオリジナル作品のみですが品評するためのイベントではありません。
むしろ軽い気持ちで行った方が大きな発見や初めての出会いがあります。
いくつか紹介しますのであなただけの楽しみを見つけてみましょう。
オリジナルによって作家さんの作風が強い作品が多い

サークルに出展する作品は全てがオリジナルです。
趣味で活動している人もいればプロとして既に商業活動している人もいます。
それぞれが自分の作風をもって参加しているので、初参加する人は作っている人の技術や情熱に感動するでしょう。
コミケと違い自分の好きな作品に出会いやすい
コミティアの参加サークル数は約3000~5000といわれています。
1つのサークルに多く作品が存在しますので必ず自分の好みに合ったものに出会えます。
コミケだと好きなジャンルが決まっているからそこだけ行けば良いですが、コミティアではまずサークルの作風を知ってから好きかどうか判断しなくてはなりません。
コミティアはオリジナルだから見るものが少ないという訳ではありません。
オリジナルだからこそ見るものが多くて大変なんですよ。
落ち着いてサークルを回ることができる
コミティアでは参加人数がコミケよりは少なく、よほどの人気サークルでない限りサークル自体も混雑することはほとんどありません。
作品をひとつひとつ手に取って確認できますので、一声をかけて作家さんの作品を見させてもらいましょう。
好きな作家さんとお話ができる
参加する前にあらかじめお目当てのサークルがいたり、偶然見つけた作品が自分好みのものに出会えたら直接作家さんとお話することができます。
作家さんが忙しそうなら無理に引き留めてはいけませんが、余裕があれば作品の感想などを伝えてみましょう。
作家さんは普段の生活で作品の感想を言ってくれる機会はないので大きなモチベーションにつながります。
品評になってしまうと傷ついてしまう人もいますので、なるべく作品の好きなところを伝えてください。
スケブを持参していればイラストを描いてくれる

コミケでもありますがコミティアでもサークルによってはスケブ(スケッチブック)があればイラストをリクエストしてもらえます。
スケブがOKかどうかはサークルスペースに案内表記されていれば大丈夫です。
コミティアでも本を購入後にお願いをしましょう。
まとめ
・コミティアはオリジナル作品のみの即売会
・コミティアにはよりクオリティの高い作品を見ることができる
・持ち物や準備についてはコミケと同様
・落ち着いた雰囲気なのでひとつひとつのサークルを回れる
・好きな作品が見つかれば作家さんと直接お話ができる
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コミティアは全体の雰囲気が落ち着いているため、あわてずにゆっくり作品を見て回れます。
人によっては「コミケよりもコミティアの方が好きな作風が多すぎて忙しい…!」といった声もあります。
最低限のルールやマナーを知っていればサークル情報がなくても参加できるのがコミティアの楽しいところです。
くれぐれもお金を使い過ぎないように気をつけて、コミティアに初参加してみてくださいね♪