婚活をしていると、バツイチ男性に出会うことがあります。さて一度は結婚に失敗したバツイチ男性ですが、実は結婚相手として見た場合、未婚の男性にはない良さがあるんです。そんなバツイチ男性の魅力をご紹介していきます♪
バツイチ男性の結婚願望は?
数十年前と比べると、離婚は身近なものとなっています。バツイチ男性もバツイチ女性も、めずらしくありませんよね。離婚へのマイナスイメージも、少なくなったといえます。好きになった相手ならバツイチでもバツ2でもかまわない……という方もいます。
余談になりますが、日本は明治初期まで、離婚率も再婚率も世界トップクラスでした。家制度が導入されるまでは、結婚や離婚は、当人たちの考えだけで行われていたのです。いえば離婚に対してネガティブなイメージがついたのは、ここ100年の出来事なのです。
好きになった男性がバツイチ男性だったとしても、ネガティブになる必要はありません。むしろ経験豊富だからこその魅力もあります。さて彼らはどのような恋愛、結婚を望んでいるのでしょうか。
バツイチ男性の中には「恋愛はしたいけれどもう結婚は考えていない」という方もいます。苦労の末に離婚して、残ったのは慰謝料の支払いだけというケースもありますので、結婚を考えないのも当然といえます。
しかし、すべてのバツイチ男性がそうではありません。
むしろ多くのバツイチ男性が、再婚を望んでいるようです。結婚と離婚を経験したからこそ、ずっと自分のそばにいてくれる女性を、求めているのです。そして彼らは苦い思いをしたので、結婚には人一倍慎重で、女性の扱いが丁寧です。
バツイチ男性には、さまざまなメリットがあります。結婚相手としては、狙い目ともいえるメリットです。もちろん、デメリットもありますので、順番に触れていきます。
バツイチ男性、結婚相手としてのメリット
バツイチ男性、結婚相手としてのメリット①生活能力がある
バツイチ男性は結婚を経験しているので、たいてい炊事や掃除など、身の回りのことができます。奥さんひとりに任せては良くないと思う方も多く、家事の分担が期待できます。家事が人一倍に上手な男性もいて、ほとんどお任せできてしまうケースも。
そして彼に子供がいる場合は、子育て経験も持ちあわせています。子育て経験があるバツイチ男性と結婚したのなら、はじめての出産と育児において、心強いサポートが得られそうです。
バツイチ男性、結婚相手としてのメリット②結婚に幻想を抱いていない
バツイチ男性は結婚生活にも結婚相手にも、大きな幻想を抱いていません。ある種「女性とはこういうものだ」と割り切っているので、幻滅されることは少ないです。そして結婚で失敗しているので、未婚の男性よりも結婚に焦りません。
なによりバツイチ男性は、いかに離婚の手続きがわずらわしいかを熟知しています。結婚に挑むときは、責任と覚悟をしっかりと持ち合わせてくるでしょう。
バツイチ男性、結婚相手としてのメリット③一度は結婚できている
一度結婚したという事実は、それだけ魅力的な男性という証拠であり、人付き合いができるという実績でもあります。ほかの女性から見ても結婚したいと思える、素敵な人だということです。
また精神的にタフな男性も、多いといえます。これは離婚という辛い経験を乗り越えているからです。人生経験からくる落ち着きは、バツイチ男性の大きな魅力といえます。
バツイチ男性、結婚相手としてのメリット④女性に優しい
バツイチ男性は女性の扱いを心得ているので、優しくて、デリカシーのない発言は少なめです。ほとんどのバツイチ男性が、女性への感謝の気持ちをこまめに伝えているようです。家事のひとつひとつに「ありがとう」と感謝する男性も、めずらしくありません。
ただし「女性は結婚すると変わる」と、シビアに構えている男性もいます。男性側の優しさに甘えすぎず、お互いに支えていくといいでしょう。
バツイチ男性、結婚相手としてのデメリット
バツイチ男性、結婚相手としてのデメリット①経済的負担がある
バツイチ男性に子供がいた場合、その子供が成人するまで、養育費の支払いをしていることが多いです。加えて慰謝料や家のローンなどを支払っていることもあります。あまりに負担が大きく、再婚後の子供を諦めているバツイチ男性もいます。
バツイチ男性、結婚相手としてのデメリット②挙式がむずかしい
1回目の結婚で結婚式をあげている場合、2回目は式をあげないというケースも、よくあります。2回目の結婚式に呼ぶのはゲストに申し訳ないと思うようです。また、経済的にあげられないケースもあります。
しかし盛大に式を挙げなくても、フォトウェディングをすれば費用をおさえながら思い出が残せます。また「友人なら何度でもお祝いしたい」と考えるゲストの方もたくさんいるようです。結婚式については周りと相談してみるといいでしょう。
バツイチ男性、結婚相手としてのデメリット③親に反対されるかも?
結婚はそれぞれの家庭も絡んできます。ですので、結婚歴のある男性との結婚を親に反対される可能性があります。「バツイチなら、なにか大きな問題があるのでは?」と考えられ、理解してもらうのに時間がかかるかもしれません。
反面、バツイチ男性の親からは、結婚を応援してもらえることも多いようです。そしてたいていの親が気にするのは「バツイチ」ではなく「バツイチとなった理由」なので、彼に大きな問題がないなら大丈夫でしょう。
バツイチ男性と結婚する前に、確認したいこと
バツイチ男性と結婚する前に、確認したいこと①離婚の理由
バツイチ男性と結婚する前に、離婚の理由は聞いておきましょう。もし男性が答えたがらない場合は、なにか後ろめたいことがあるかもしれません。あまり考えたくないですが、浮気やアルコール依存など、男性に致命的な理由があるケースもあります。
また、前の奥さんの悪口ばかり言う男性にも、注意したほうがいいでしょう。自分の非が認められないのは、大人として褒められる態度ではありません。
バツイチ男性と結婚する前に、確認したいこと②子供のこと
男性に連れ子がいる場合、結婚後はその子の母親になります。彼の子とは積極的にコミュニケーションをとって、距離を縮めていきましょう。それから前の奥さんに親権がある場合は、養育費や面会がどうなっているのかも、確認したいところです。
養育費の支払いは、家計に大きく響いてきます。前の奥さんやその子供のことについては、離婚の合意書や調停調書などの書面を見れば、しっかりとわかります。バツイチ男性との結婚を考えているのなら、聞きづらいですが確認しておきましょう。
そして男性が、養育費などの支払をきちんと行っているのであれば、誠実な人柄だといえます。デリケートな事情をみずから打ち明けてくれたのなら、再婚を真面目に考えているといえるでしょう。
ふたりで話し合って、幸せな結婚を
酸いも甘いも噛みわけたバツイチ男性は、結婚相手としても、たいへん魅力的です。聞きづらい事情もありますが、気になる点は話し合ってから、結婚に進むことをおすすめします。あとで揉めないためにも、きちんと確認しておきましょう。
結婚話を進める上で、やってはいけないことがあります。それはバツイチ男性の過去を、強く批判することです。過去は変えられませんし、大切なのはこれからです。もし男性が激しく自己批判しているのなら、おおらかに接していきましょう。
結婚前に深く話をするのは、初婚であろうとバツイチであろうと、大切なことです。そして思いやりをもって付き合うのは長続きの秘訣です。素敵な相手と巡り合えたのなら、話し合い、お互いにいたわり合って、幸せな結婚生活を送ってくださいね。